白髪染めで傷んだキューティクルは再生できないので

白髪染めをすると髪の毛のぱさつきが気になるとか、
染めたのにすぐに色が落ちやすいなどの髪のダメージを
感じることが少なくありません。

髪の毛のキューティクルはタンパク質です。
白髪染めの薬剤の成分は、タンパク質を溶かすアルカリ性です。

キューティクルのタンパク質を開いて(溶かして)中に色素を
入れるというのが、白髪染めです。

アルカリ性の薬剤で身近なものをあげますと、
お風呂で使うカビ用洗剤、パイプ詰まりを直す薬剤などです。

少し強烈なたとえをあげましたが、白髪染めの薬剤は髪の毛に、
ダメージを与えるということがわかっていただけたかと
思います。

一度壊れてしまったキューティクルは再生することはありません。
二度と元には戻らないのです。

痛んだ髪の毛を、後日美容室で白髪染めをしてもらうと、髪の毛が
元に戻りよみがえったように感じることもあります。

美容室では、痛んだ髪に、髪と同じタンパク質であるケラチン
(擬似タンパク質)を補給し、その栄養分を逃さないように、
コーティングしているだけで、元に戻ったわけではないのです。

この効果は、約一カ月なので、何もしなければ、一か月後には
ツヤのない髪に戻ってしまいます。

キューティクルを壊さないで白髪染めをするおすすめの方法はあります。

白髪染めシャンプー・トリートメントは、髪の表面をコーティング
しながら色をつけていくヘアマニキュアタイプです。

白髪染めシャンプーは、キューティクルを溶かして染めるのではなく、
シャンプー成分が髪を清潔にしてくれ、シャンプーに配合されている
髪の潤いや栄養を与える成分で髪をケアしながら、天然由来の植物色素で
白髪染めもしてくれるというすぐれものです。

白髪を染める色素成分、髪に栄養を与えてくれる美容成分は、天然由来の
ものが使用されているので、キューティクルを守ってくれます。
白髪染めをしながら毎日ヘアパックをしているようなものなのです。

デメリットとしては、天然由来の色素で髪の毛の表面にコートして
いるだけなので、使わなくなると、シャンプーでは3-5日後位から、
トリートメントでは10日後位から少しずつ色が落ちてくる感じが
ありますが、また使い始めれば髪の毛表面に色をコートしてくれます。
トリートメントは毎日ではなく、週1~2回の頻度で色が落ち着いてきます。

すぐに白髪を目立たなくしたいとか、この日までにという期限がある場合は
シャンプー、トリートメントとして使い始めて3~5日後あたりから白髪に色が
つき始めるので、不向きです。

白髪が目立ち始めたら、白髪染めの選択肢として、白髪染めシャンプー、
トリートメントを上手に取り入れることで、健康的でつややかな自分の髪を、
いつまでも楽しむことができるのです。